速報です。146年ぶりに「成人年齢」が引き下げとなりました。
今までは成人年齢は20歳以上とされていましたが、2022年4月より成人年齢は「18歳以上」となります。
さて、これによって私たちの生活はどのように変わるのでしょうか?
18歳成人法の狙い
成人年齢を18歳まで引き下げることで、若者に積極的な社会参加をさせることが狙い。
少子高齢化が進んでいる日本を活発にさせたいという思いからこの法案が誕生しました。
婚姻可能年齢は男女共に18歳に統一
この決定により、女性の結婚できる年齢は16歳からだったのが18歳からになる。
飲酒喫煙可能年齢は変わらず
18歳成人法が施行されても、飲酒やたばこの喫煙は従来どおり「20歳以上」からとなる。
また、喫煙や飲酒の表記にあった「未成年」は「20歳未満の者」と改められる。
公的ギャンブルも従来どおり
競馬や競輪等の公的ギャンブルも従来どおり20歳以上となり、変更はありません。
クレジットやローンを親の同意不要で契約できる
18歳成人法が施行されると、18歳からクレジットカードや車のローンなどが親の同意なしで契約することができるようになります。
家庭裁判所の申し立て等も可能に
性同一性障害の人が性別変更を申し立てることができる年齢が18歳以上から可能となります。
10年間有効のパスポートが取得可能に
施行後、10年間有効のパスポートを18歳から取得することが可能となります。
動画で解説
ONE MEDIAの動画が分かりやすかったのでご紹介します。
まとめ
<変わること>
- 法律上では18歳から成人となります
- 女性の結婚可能年齢が18歳になります
- クレジットやローンが単独で契約できます
- 家庭裁判所なども単独で申し立てができます
<変わらないこと>
- お酒やタバコは20歳以上のまま
- 競馬、競輪等の公的ギャンブルも20歳以上のまま
可決はされたものの、まだ詳細についてはしっかりとした整備が整っていないため、今後これらが変更される可能性がある。
また、これらの施行予定は2022年4月からとなるので注意してもらいたい。