日本警察も一応拳銃を所持している。
あまり馴染みがない為、意外に思うかもしれない。
しかし、交番の警察官や町をパトロールしているおまわりさんも腰にはしっかりと拳銃をぶら下げているのだ。
最近では警察官が発砲する事例が相次いでいる。
凶悪犯が目の前にいた場合、正当防衛が成立する状況であれば日本警察官も発砲する権利を与えられている。
しかし海外の警察とは違い、よほどの状況でもない限り発砲しないのだ。
それは法律の問題ではなく、日本警察で採用されている「拳銃」に問題があるからだ。
日本警察が所持している拳銃「ニューナンブ」の問題
日本警察官の発砲した際の問題。
警察の銃ニューナンブ解説 pic.twitter.com/iYLH3Du8rZ— 電罰 (@KctBPejYqCC1aKk) 2018年6月11日
解説まとめ
マンガの内容をまとめると・・・
- 海外ではニューナンブは古い
- 海外でニューナンブは護身用レベル
- 軽量化と小型化に注視しすぎて命中精度が悪い
- 日本では最初の2発は威嚇用
- 採用されている銃弾は「ラウンドノーズ」と呼ばれている
- ラウンドノーズは貫通力が高く跳弾(ちょうだん)しやすい
- 犯人だけでなく周囲の人に流れ弾が当たりやすく危険
これでは自信を持って発砲することはできないだろう。
よほどの状況でもない限り銃を手にしようとは思わないだろう。
昨今では拳銃の種類が増えた
余談ですが、最近は正式採用された銃の種類は増えたものの、発砲訓練そのものはあんまり変わってないらしいです。
— 電罰 (@KctBPejYqCC1aKk) 2018年6月11日
日本警察がなかなか発砲できないのは拳銃そのものに信頼が寄せられないという部分があるからだろう。
発砲したとしても年に数回の射撃訓練では当てる自信も持てないだろうし、周囲に流れ弾が当たってしまったらそれこそシャレでは済まされない。
発砲するよりも警棒などで応戦する方がよほどマシなのだろう。
発砲しないに越したことはないだろうが、せめて信頼の持てる拳銃を持たせてほしいものだ。