子供の教育上、叱ることはとても大事。
最近では体罰問題も深刻となっているが、正しければ時には手を上げる必要性もあるだろう。
説教をする側にも正しい叱り方を学ぶべきである。
少なくとも今からご紹介する叱り方だけは絶対にやってはいけない。
絶対にやってはいけない「終わりのない説教」
世界のどこか似たような怒り方してる親御さんがいたらやめてあげてくださいねって反面教師な実録漫画。
なんか吐き出したらちょっとスッキリしたのでもいっちょ描いてみた。 pic.twitter.com/tVnTxZ0JcA— しののめしの@連載中 (@sino_0717) 2018年2月19日
境界性パーソナリティ障害とは
気分の波が激しく感情が極めて不安定で、良い・悪いなどを両極端に判定したり、強いイライラ感が抑えきれなくなったりする症状をもつ人は「境界性人格障害」に分類されます。近年では「境界性パーソナリティ障害」とも呼ばれています。
境界性パーソナリティ障害の特徴
よく見られる症状として、主に以下のようなことが挙げられます。
- 現実または妄想で、人に見捨てられることを強く恐れ、不安を抱いている。
- 対人関係の変動が激しく、コミュニケーションが安定しない。
- 気分や感情がめまぐるしく変わり、周囲の人々がついてこられない。
- 感情のブレーキが効かず、ちょっとしたことで癇癪(かんしゃく)を起こしたり、
- 激しく怒り、傷つきやすい。
- 自殺のそぶりや自傷行為を繰り返し、周囲に動揺を与える。
- 自己を損なう行為(薬物・アルコール・セックス・万引き・過食・買い物など)に
- 依存しやすくなる。
- いつも空虚な気持ちを抱き、幸せを感じにくい。
- 生きることに対して辛さや違和感を持ち、自分が何者であるかわからない感覚を抱いている。
- 強いストレスがかかったとき、一時的に記憶がなくなり、精神病状態に似た症状を起こしやすい。
親が病んでいる場合が多い
こういう叱り方をする親御さんの多くが心に病を抱えているケースが多い。
そしてそれを子供にも植えつけてしまい、その子供が大人になり、
自分の子供にも同じことをしてしまうという悪循環が生まれる。
解決策が見つけにくく、とても深刻な問題だ。
子供心のまま親になる人も増えているだけに、親にも叱り方を学ぶ環境が必要だと思うばかりだ。