漫画を無断で転載していた違法DLサイト「漫画村」が著作関係者や政府の手によってアクセスできなくなった。
多くの人がこの違法サイトで漫画を無料で見ていただけに、閉鎖前までは漫画村管理人を支持する声が多かった。
あれから二ヶ月が経ち、多数の漫画家から驚きの声が
漫画村とは
ネット上に落ちている漫画を収集して無料公開している違法転載サイト。
漫画以外に小説や一般雑誌も扱っていた。
多くの出版社が脅威を感じ、閉鎖勧告を続けていたが漫画村は一切対応せず、
遂には政府が動き出し、IP元からアクセス遮断という強行を行った。
現在漫画村は閉鎖されている。
漫画村の公式ツイッターで漫画の将来性についてツイートしていた
漫画村の予想とは裏腹な結果に
漫画村が閉鎖になって2ヶ月が経ち、漫画家に異変が相次いだ
某違法サイトが潰れてから数ヶ月、各漫画家や漫画原作者さんから喜びの声があがっている。
もっともっと広まってほしい。 pic.twitter.com/BboXdNCuun
— 規格外れ四巻発売!固定ツイート見てね!@kt60 (@kt60_60) 2018年6月8日
多くの漫画家や作家が違法DLサイトがなくなってから印税や売上げが倍増したという報告をしている。
結果的に漫画村の発言は「自分にとって都合が良かった」だけだった。
漫画家さんのツイートを見る限り、海賊版DLサイトが消えた効果は絶大だったのね。印税が4~10倍に増えたとか。これで貧困からの自殺を思いとどまった作家もいるかもしれないレベル。
海賊版を潰す意義は超超高く高~く評価されるべき。
漫画以外の海賊版も滅ぼしてほしい。「タダ見」は人を殺すから。— 川奈まり子👻怪談👻奇譚👻 (@MarikoKawana) 2018年6月8日
漫画村が閉鎖して漫画家さんに入る印税が数倍に跳ね上がったんだから、ブラック企業が閉鎖したらサラリーマンのお給料も数倍に跳ね上がるんじゃないか!?
— むぎ@転職活動中 (@MUGI1208) 2018年6月8日
6月9日現在も漫画村の公式サイトへはアクセスできず、また検索してもヒットはしない。
公式ツイッターの更新も5月30日からされていない。
この意味深な発言から推測すると、おそらく彼らは違法サイト自体をやめる気はなさそうだ。
まだどこかで同じことを繰り返しているのであろう。
しかし、今回の取り組みで多くの漫画家が救われたのは事実である。
日本の文化でもあるマンガをより健全に発展させていきたいと願うばかりだ。